2021.8月号
「なおエとナオエ」
今年の4月、プロゴルファーの松山英樹さんがマスターズで優勝、6月には全米女子オープンで笹生優花さんが優勝する等で、今ゴルフが再度のブームになっています。松山選手や笹生選手の使用しているゴルフ道具の注文が殺到しており、一昨年に渋野日向子さんが全英オープンで優勝した際には、プレーの合間に食べていた駄菓子の「タラタラしてんじゃねーよ」が大ヒット、しばらくは品薄状態が続いていました。
同じ道具を使って、駄菓子を食べればゴルフが上手くなるというものでもないとは思いますが、ゴルフ仲間に「これ松山選手と同じドライバーなんだよね」と言いたくなる気持ちは少しわかる気がします。
1991年の約1,800万人をピークにゴルフ人口は減少傾向が続いていましたが、コロナ禍で三密を回避しながら運動不足も解消できるレジャーとしてゴルフは注目を集めており、その中での快挙で一気に人気が再燃し、ゴルフを始める若年層が急増しているとのことです。
日本人のマスターズ制覇がそんなにすごいことなのかと思いましたが、ゴルフ好きの友人曰く「とてつもない偉業」とのこと。過去85年間で132人の日本人選手が挑み成し遂げられなかったことを、10度目の挑戦でついに「グリーンジャケット」に袖を通した松山が、どれほどテクニックとメンタルの進化を遂げてきたのかを熱く説明して頂きました。
松山選手は優勝後の記者会見で「これからゴルフを始める、10代とかに影響があると思う。初めてメジャーチャンピオンになったことで、今までだったら日本人にはできないじゃないかというのがあったと思うが、それを覆すことができた。もっといい影響を与えられるように、まだまだ頑張っていけたらと思います」どんなスポーツや職業にもそれを生業とするプロフェッショナルがいますが、松山選手の会見はプロとは何かということを教えてくれています。
色々とありました東京オリンピックもついに始まるので、国籍に関係なく、その道のプロ達を応援していきたいものです。私としてはプロとして、大リーガーの大谷翔平選手に夢中になっています。プレーもさることながら、活躍してくれる度に「大谷すごい!なおエ」とSNSで自社の話をしてくれているようで少し照れます。
ちなみに「なおエ」は「なおエンゼルスは…」の略で弊社とは何の関係もありませんが…
魚谷 直世 記
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