2015.7月号

「祝!360号 創刊30周年

 

 早いもので、このチライ・アパッポも360号となり、創刊から30年が経過しました。初期のころは名前もチライ・アパッポではなく「ナオエー石油のちょいと良い連絡」というタイトルでB5版表のみの休日や商品の紹介等、チラシに近いもので、弊社の女性スタッフが手書きで作りコピーして配布していたと聞いています。

 創刊号から見返してみると昭和46年の創業以来、社歴も45年を迎えますが、このような形で会社の歴史を振り返ることができるモノがあるのは、幸せなことだと思います。本号を企画する中で一枚一枚を見直しましたが、今も変わらずに弊社を愛していてくれるお客様が多いことに感謝し、ずいぶんと青々しいベテラン社員に笑い、まだ小学生の自分に照れ、時間があっという間に過ぎました。

 我々ナオエー石油は独自の「社風」を持っており、個人の性格があるように、社風が会社の性格になると思います。これから時代が経過し経営者も各部門のリーダーもやっている仕事すら変わりつつありますが、私の好きな言葉に「不易流行」という言葉があります。俳句の松尾芭蕉の理念の一つで私なりに解釈をすると「世の中には変えてはいけないものがある(不易)しかし、世の中には変えなければいけないものもある(流行)」我々の会社でいうならば、扱っている商品やサービスというのは時代の流れと共に常に変えていかなければならない「流行」であり、先人たちが積み重ねてきたこの「社風」というのは変えてはならない「不易」なところだと思います。

 普段は「根室の大塚家具」と揶揄されるほどの冷えた父子関係ですが、今まで創り上げたこの社風には感謝と尊敬を持っております。私が小さな頃は、いつも家にいない親父が苦手でした。しかし、私も一人の親となり、同じように仕事や付き合いを優先する自分に子供がどのような思いでいるかはわかりませんが、親である自分が子供のことを考えない日はないです。会社に入り親子の関係から上司と部下へ、経営力を比較されるライバルへ、どうしても素直にはなれませんが、ナオエー石油の社風を守ることが私の最大の親孝行かもしれません。これからもナオエー石油と我が社風を語るチライ・アパッポを宜しくお願いいたします。

                                            魚谷 直世 記